この4Pが私の大きな感想です。映像化不可能と言われた作品を、ここまでのクオリティで表現できるのかと感動できて嬉しかったです。
映像、音楽に関しては、大好きな作品を、こんなすごい体験ができる映画にしてくれてありがとうという感謝しかありません。久石譲さんの荘厳なBGMは作品の世界観にぴったりで、自然への畏怖や雄大さが伝わってきたし、なんなら自分の立っている場所がどこなのかわからなくなるような、異次元に引き込まれるような印象がありました。畳み掛けるようなクライマックスの後、米津玄師さんの「海の幽霊」が鑑賞者の胸にどわあーと入ってくる、もう感情が洪水になって、地球の反対側にいる誰かの命の尊さを感じ映画館を後にするという感じでした。一緒に見ている人の中には泣いている人もいました。
総合的に見て、芸術品のような映画になっていたと思います。すごい映画です。絶対にまた見にいくと思いますし、いろんな人に勧めたいです。
アートブック、原作単行本とてもオススメです!
以下は追記です。
原作ファンとしてどうしても脚本に違和感を感じてしまう部分がありました。この気持ちは閉じ込めておくべきだと思うのですが、どうしても出力しておきたいので、以下に隠して記述したいと思います。未視聴の方、原作未読の方や、ネガティブな意見を読みたくない方はここまでにしてくださいね。